声優になるには養成所が最短

声優になる方法とは?デビューの道を掴むための情報

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単身上京したときの生活費はどのぐらい?

      2017/03/02


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養成所や専門学校自体に払う受講料・授業料については以前触れましたが、かかるお金はこれだけではありません。
首都圏に住んでいない人が、養成所などに通うため上京し一人暮らしをすると生活費が必要になるわけです。

東京は物価が高い、家賃が高い、などとはよく言われることですが、果たして幾らぐらいを想定すればいいのでしょうか?
ここであくまで目安となりますが、項目ごとに平均的な金額を調べてみました。

まず生活費の内訳を分類すると、ざっとこのようになります。
家賃・電気・ガス・水道・食費・通信費・交際費・日用品その他雑費
では、この項目ごとに目安の金額をまとめていきます。(※費用・項目は、実際には諸条件によって差がありますので、参考として捉えてください。)

1.家賃

生活費の中で一番多く占めるのが、部屋代です。
都内では単身者向けの6畳から10畳くらいのワンルームで6~10万円台ですが、6万円台はかなり安いほうです。
そして23区内はその他の都内市町や隣県よりでは高くなります。
千葉・埼玉・神奈川を検討対象に入れれば、都内中心部への電車移動一時間圏内でも5~6万円台の部屋が見つかります。
これはあくまで自分ひとりで住んだ場合で、最近はシェアハウスという仕組みも普及しています。
引越しにはまとまった費用もかかるので、しばらくはそこで過ごすことを考えて部屋を決めましょう。

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2.電気

電気については冷暖房の使い方で大きく変わります。
春先や秋口はほとんどエアコンなどを使わずに済むので4~5,000円/月程度でしょう。
夏冬は使用する家電によりますが、1万円以上かかる場合も。
生活資金に余裕がない場合は、外出して冷暖房が整った場所で過ごすなど、地道な工夫が必要かもしれませんね。

3.ガス

3~4,000円/月といったところでしょうか。
都市ガスとプロパンガスとの比較では、都市ガスの方が安くなる傾向があります。
また寒い時期に大量にガス給湯を使えば、当然コストは上昇します。

4.水道

こちらは3,000円程度といったところでしょうか。
頻繁に風呂・シャワーやトイレを使用することがなければ安定したコストとなります。

5.食費

自炊するとして、一週間の食材を2,000円で購入した場合×4週で8,000円/月。
(あまりおすすめしませんが)お昼をコンビニなどで購入すると600円×20日(土日除く)でおおよそ12,000円、計20,000円。
ただし食費というのは、贅沢をしなければ工夫次第でもう少し切り詰められます。
声優になりたいという観点でいえば、体調管理するのはプロの最低条件。
体調は食事が基本ですから、外食で済ますのではなく自炊したほうがメリットは大きいです。

6.通信費・交際費・日用品・その他

この部分は目安の金額が見えにくいところです。
しかし一番調整しやすいのではないでしょうか。
日用品は、生活を維持するために明らかに必要な物以外は、よく検討してみること。
外との交流は演技などに厚みを持たせる上で必要ではありますが、ほどほどにしましょう。
他、技術向上に必要な資料を購入したり、勉強のためにイベントを観に行く際のチケット代・交通費などもこの項目に含まれると思いますので、出費が無駄にかさむことのないよう、何を優先するのか判断しましょう。

現在活躍している声優さんも、養成所時代や無名の頃には生活に苦労したエピソードがあります。
こういった現実も踏まえて声優になるための道を逆算してみてはいかがでしょうか。

 - 費用・学費・受講料

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