面接には演技や声より大事なことがある!
2017/03/02
養成所の面接やオーディションを受ける際、どんなことに気をつけたらいいのか、当然初めての人は不安ですよね。
やっぱりアニメなどを意識したり、感情豊かにより演技して上手に映るようにと、声の出し方などを意識してしまいがちです。
声の大きさ、滑舌などは声優になるためには、もちろんとても重要な要素です。
しかし、面接の場では面接官はそういった技術的な部分を見ていません。
実は面接官が本当に見ているのは、始まりから終わりまでのあなたの行動自体です。
入室・退室のときにしっかり挨拶出来ているか、待機中に緊張が解けてしまって行儀の悪い行動や言葉使いをしていないか?
質問などされた際、大きな声で返事をして丁寧な正しい話し方ができているか?
問われた質問からずれた返答をしていないか?(聞かれてもいないことを答えたりというのが意外と普段の会話でもあるものです)
面接官の方はあなたの演技や、自己PRの内容よりも所作をみています。
養成所に入ろうとしている人に高度な技術を期待する方が間違っていますし、技術はその後のレッスンや練習で磨かれていくものです。
また声優という職業は一人では成立せず、スタッフや他の声優とともに一つの作品やコンテンツを作り上げていきますし、礼儀・挨拶・気遣いが基本でありかつ重要です。
気持ちの良い挨拶、自然な心遣いなどをされて嫌な思いをする人はいません。
それに同じ能力の声優が二人いれば、当然明るく元気な挨拶がきちんとできる人、感じのいい人に機会が与えられるものです。
短時間の面接でもよほどのことがない限り、人としての基本ができているかどうかの方が基準として判断しやすいのです。
そういった意味では日頃学校での先生に対する態度・話し方、バイト先などでの社員さんや同僚、お客さんとの関わり方を見直してみましょう。
時には失敗して怒られることもあるかと思いますが、それを活かして意識すれば普段の生活でも充分身につくものですよ。
参考:日本ナレーション演技研究所
参考:業界大手の声優事務所、アーツビジョン・アイムエンタープライズの付属養成所
日本ナレーション演技研究所
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